おおぞらのほのお
僕は死ぬ気の炎は6種類しか無いと思うんです
嵐、雨、雷、晴、雲、霧
…全ての炎が綺麗に調和されたものが大空の炎と呼ばれるのだと
ほら、大空は希少だと云われますよね
この考えだと1つの身体に6つの波長が流れている事になる
珍しくて当たり前だ
君の自称右腕だって5つで珍しいと言われてる位です
全てのボックスを開けることも
あの炎の中に全ての炎が含まれているのだとしたら簡単なこと
それに6分の1しかその属性が含まれていないのだから
ボックスの力を100%引き出せる筈もないし、その属性の人に勝てるはずもない
後は名称…ですかね
他の炎はそれぞれ空の“状態”を表してます
それなのに、大空は全てなんです
嵐も雨も雷も晴も雲も霧も
全て大空の一部なんです
なのに君の炎は大空と呼ばれる
大空は全てで、全ては大空なのに
別にだからなにってわけじゃ無いんですけどね
大空の炎も元々は6種類の皆と同じ炎
何もかもを君だけが包み込む必要はない
そう思った方が君にとっては楽かもしれない
ふと、そんなことを考えただけです
“全てを包み込む”大空はとても重いと思うんですよ
ツナ1人じゃ支えきれないくらいに
大空の炎っていう特別な炎、じゃなくてみんなと同じ炎だって考えたら
包み込む役割は本来大空だけじゃなく誰でも持っているものなんです
だから1人で背負わなくていいんです
側には仲間がいるんだから
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